アトピー性皮膚炎とは
アトピー性皮膚炎は乳幼児期に始まることが多く、症状が良くなったり、悪くなったりと状態が変わりやすいのも特徴です。
なかなか完治せず、長期間続く皮膚炎で、かゆみのある湿疹を伴います。
その人の体質や環境などによってアトピー性皮膚炎を発症するのではと考えられていますが、詳細については未だ分かっていません。
幼児期に始まったアトピー性皮膚が成人になるまで続くこともあり、なかには、成人になってからアトピー性皮膚を発症するケースもあります。
アトピー性皮膚は、喘息やアレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎など、アレルギーによる他の症状が同時に発症しているケースが多く、他には白内障や網膜剥離、伝染性膿痂疹(とびひ)などの症状も見られます。
アトピー性皮膚炎は日本国内だけでなく、世界でも増加していて、症状や経過には個人差が大きく、治療効果を観察しながら根気強く治療する必要があります。
体質的にアトピー性皮膚を発症しやすいのは、生まれつきアレルギー反応を起こしやすい体質でアトピー素因を持っている人や、外部からの刺激に対する防御機能が弱い皮膚過敏症の人だと言われています。
アトピー素因を持っている人は遺伝的にかゆみを起こしやすく、アレルゲンや機械的刺激によって引き起こされる皮膚炎だと考えられていますが、その原因やメカニズムはまだ十分に分かっていません。悪化の原因には、ストレスなどの精神的要因も影響しています。
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アトピー性皮膚炎の治療法
国内のアトピー性皮膚患者数は1200万人にものぼると言われていますが、その原因はまだ詳しく分かっていないのが実情です。そのため、治療方法も標準的な薬物療法から民間療法までさまざまです。治療法としてよく知られているのが、塗り薬や抗アレルギー剤などによる標準的な薬物療法や、食事療法、ダニ除去などの環境整備も大切になってきます。また、漢方や心理面のサポート、入浴療法などがあります。抗菌物質であるピマノールは入浴剤として使うこともでき、スキンケアとしても利用することができます。他にも、アトピー性皮膚の治療にはステロイド離脱、PRVAなどの光線療法、などがあります。アトピーの治療薬としてもっとも知られているのがステロイド剤です。ステロイドはとても強い薬のため、副作用に悩んだり、逆にステロイドの副作用を嫌がって使用しなくなり、症状が悪化させてしまうこともあります。治療として食事療法を取り入れているところもありますが、逆効果になってしまう可能性も持っています。ただ食事を制限すれば良いというわけではなく、牛乳や卵を避けるならたんぱく質やカルシウムを何で補うのかを説明する必要があるのです。食事療法を家庭で取り入れたいと思っているなら、まずは病院などで栄養指導を受けると良いでしょう。必要な知識をもって取り組むことが大切です。
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主な原因
アトピー性皮膚の原因は、一種のアレルギー反応だと言われていますが、他のアレルギー疾患とは起こり方とは異なり特殊なために、はっきりとした原因や要因は分かっていません。アレルギー反応を引き起こす要因として最も注目されているのが、ダニやハウスダスト、カビです。東大病院皮膚科を受診した思春期前後から成人の感受のアレルゲンを調べると、ダニやハウスダスト、カビが多いのだとか。最近ではピティロスポルム(マラセチア)というカビに対するアレルギー反応を起こす人が増えているようです。主に思春期以降の成人の顔や首、上半身の皮膚の皮脂分泌が多い場所に住んでいるカビで、顔が赤くなる原因として、カビが考えられています。2歳から3歳までの子供の場合は、食べ物に注意が必要です。まだ消化機能が不十分なため、アトピー性皮膚炎のアレルゲンとなる物質を未消化なまま吸収してしまいます。大人の場合は体に害を及ぼす物質は吸収されずに済みますが、乳幼児はまだそうした機能を持っていません。そのため、大人に比べて食べ物がアレルゲンとなる可能性が高くなります。卵や牛乳、大豆製品、米、麦なども注意が必要ですが、3歳過ぎには食べ物がアレルゲンとなる可能性は低くなります。アトピー性皮膚炎の要因としては、他にも石鹸や洗剤、スキンケア用品の添加物などによる刺激や、ストレスも関係していると言われています。
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